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前作に引き続き分かりやすいです。
本作では分析に焦点が当てられ、代表的な企業のおおまかな財務分析を行っています。
分析自体は自分でもできるレベルですが、言われて見て初めて気づく点も多くあると思います。
しかし、ライブドアに関する記述はいただけません。
「粉飾決算を見抜けるか」と言いながら、最後は「粉飾を見抜くのはなかなか難しい」と結論づけてしまっています。結局、何がどの点で粉飾であるのかは明らかにされませんし、また粉飾であるとする証拠も提示していません。
さらに会計プラスワン「ライブドアの錬金術を解明する」の中で、ライブドアが「株式分割」、「投資事業組合」、「株式交換」を使って巨額の利益を得たとしています。しかし、ライブドアが利益を上げていたとしても、別に問題があることではありません。
著者は、ライブドアが株式分割を使って株価を高騰させたと指摘していますが、これは必ずしも成り立つことではありません。なぜなら株式分割しても1株当たりの価値は変わりませんし、株式自体も当時50日程度待てば手に入るからです。その間、株価が上昇したとすれば、それは株式を分割してもしなくても株価が上昇したと考えるのが自然です。
さらに、著者は「「株式分割」、「投資事業組合」、「株式交換」自体は、どれも違法行為ではありません。」と述べています。ライブドアに問題がないことを著者自身が自ら認めているのです。この後に、「法の目をかいくぐって・・...
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